~2年目(2010年度)~

l高部姫プロジェクト

 

l夏祭りービアガーデン、盆踊り

盆踊りの様子
盆踊りの様子

8月6〜9日。

ビアガーデンでは、ビールサーバーによる生ビールのほか、住民の皆さんによるバーベキューがふるまわれました。

盆踊りでは、以前使われていた太鼓の音に合わせて、参加したみんなで川前音頭を踊りました。復活させた太鼓は、集会所の脇の倉庫に眠っていたもので、かつて、高部集落の夏祭りで使用していました。30年以上使われていなかったのですが、傷みは少ないものでした。太鼓による盆踊りのリズムが集落に響く中、住民の皆さんはかつての盆踊りを思い出しながら踊っていました。

 

l秋祭り-例大祭、餅つき、盆踊り

お祭りの様子
お祭りの様子

毎年10月の第2日曜日に行われる高部集落例大祭に参加してきました。

昨年に続いて2回目の参加となり、早朝からの参道整備などもお手伝いしました。

前日から降り続いた雨も参拝前にはあがりましたが参道は雨でぬかるんで滑る滑る・・・参拝をする八坂神社も愛宕神社も急な坂の上にあるため慣れない学生は悪戦苦闘。

午前中のうちになんとか参拝が終わりました。午後は、集落の皆さんと食事をしながら談話をしました。

集落の方から天然マツタケのおにぎり、天然ハチミツ、アケビ、新米を使ったお餅、採れたての川魚、しし鍋など普段はなかなか口にすることのできない秋の味覚を頂きました。秋の高部は美味しいものがいっぱいでした。

 

l県民討論会

討論会の様子
討論会の様子

11月19・22日。

集落活性化県民討論会に参加してきました!

福島会場は福島県福島市の杉妻会館で、会津会場は会津若松市のワシントンホテルで行われました。

私たちは昨年度からの継続組だったので、発表はなかったものの討論には参加させて頂きました。

浜田会長は、出席されていた佐藤雄平知事から声を掛けられていました。昨年の発表を覚えていて下さったそうです。

「こころの活性化」を訴えた討論会から1年。今回の討論会を通して、初心を忘れずに地道に活性化を行っていこうと思いました。

討論会終了後には、参加学生と県職員の皆さんと打ち上げも行って活発な意見交換を行いました。

 

lひばり会(カラオケ大会)

ひばり会の様子
ひばり会の様子

12月11日。

高部集落にて、集落振興計画策定のための「ひまわり会議」および1年の締めくくりとして「忘年会」を行いました。

星霜祭(立正大学学園祭)に集落の方々がお越し下さった際に「忘年会をやってみてはどうか?」とご提案を頂き、ひまわり会議と合わせて行うことになりました。

昨年8月から高部集落との活動が始まって、今回がなんと記念すべき10回目の訪問です。

初の試みとして学生が「カレーライス」を作って集落の方々に振る舞いました。

忘年会およびひばり会には、福島県といわき市から担当の方々が5名も参加して頂き、特別ゲストとして過去2回取り上げて頂いている福島中央テレビ「おしえて!うつくしま」の中山可那子アナウンサーにもお越し頂きました。

さらに20年以上活動が休止していた「ひばり会(カラオケ)」も復活し、楽しい高部集落忘年会となりました。

 

lほっとする、ふくしま。大交流フェア

大交流フェアの様子
大交流フェアの様子

12月19日。

いわき明星大、国士舘大と合同で「ほっとする、ふくしま。大交流フェア」(池袋サンシャインシティ)に参加してきました。

福島を代表する郷土料理や特産品などが並び、私たちは集落活性化事業のDVD上映、ポスター展示、資料配布を行いました。また、国士舘大が作ったお餅の販売を手伝わせて頂きました。

みんなで一生懸命アピールしたおかげで、見事完売することが出来ました!

大学生以外には、県の小島さん、小林さん、加藤さん、国士舘大の宮地先生、立正大学の高木先生も参加して下さって、大変盛り上がった一日でした。

 

l私たちの活性化策

「50年後も高部を存続させる」

現在交流している大学生が70歳代となる50年後も、高部地区が元気で交流できるように向けた準備をすることが、本計画の大きな目標です。

<計画の目標>

・高部地区の魅力を活かす

・住民が楽しく取り組めること(こころの活性化1

・大学生との「細く長い交流」に取り組むこと(こころの活性化2

50年後の存続に向けた準備

表5 年度ごとの事業計画

年度

行事・交流関係

安心・情報関係

平成

23

・米作り体験(春・夏・秋)

・ひまわり畑(春〜夏)

・盆踊り・ビアガーデン(夏)

・ひばり会(秋・冬)

カラオケ機械更新・ソフト更新

・学園祭への参加(高部姫ほか販売)

・ほっとするふくしま大交流フェアへの参加

(高部姫ほか販売)

・空き家利用の検討(改修)

・携帯各社へのアンテナ設置依頼

・行政への携帯アンテナ設置働きかけ

・集会所への無線LAN環境整備

iPadの導入(各世帯1台)

・インターネット教室開始(秋・冬)

・いいところマップの更新(配付)

・高部新聞の発行(年4回予定)

webでの情報発信(随時)

・活動拠点設置に向けて検討

平成

24

・米作り体験(春・夏・秋)

・ひまわり畑(春〜夏)

・コスモス畑(夏〜秋)

ひまわり・コスモスの時期に物産を試験販売予定

・盆踊り・ビアガーデン(夏)

・ひばり会(秋・冬)

・学園祭への参加(高部姫ほか販売)

・ほっとするふくしま大交流フェアへの参加

(高部姫ほか販売)

・空き家(活動拠点)での宿泊開始

・大学生との交流の輪を拡大

・インターネット教室(春・夏・秋・冬)

・インターネットを活用した事業検討

・携帯各社へのアンテナ設置依頼

・行政への携帯アンテナ設置働きかけ

携帯電話アンテナ設置後は、教室開催予定

・高部新聞の発行(年4回予定)

webでの情報発信(随時)

・空き家を活用した活動拠点設置

平成

25

・米作り体験(春・夏・秋)

・ひまわり畑(春〜夏)

・コスモス畑(夏〜秋)

ひまわり・コスモスの時期に物産を販売予定

・盆踊り・ビアガーデン(夏)

・ひばり会(秋・冬)

・学園祭への参加(高部姫ほか販売)

・ほっとするふくしま大交流フェアへの参加

(高部姫ほか販売)

・活動拠点での宿泊

・体験交流を一般にも拡大

・携帯電話メール教室開催(春・夏)

・活動拠点での情報発信開始

・高部新聞の発行(地区主体へ)

・いいところマップの更新(地区主体で)

webでの情報発信(地区主体へ)

・ネット環境を利用した事業開始予定

本計画は、単年度ではなく3カ年としました。大学生との交流を軸に、継続することで交流の輪が広げていくことに重きを置きました。このため複数年の活動期間が必要となります。地区住民の高齢化が進むとともに、事業の継続が困難になることが予想されます。しかしながら、出身者への参加を呼びかけるとともに、大学生のなかから新たな担い手が生まれてくる可能性もあります。こうした可能性を広げる意味でも複数年の活動期間が必要とされています。

 

l報告書

2010年度 大学生の力を活用した集落活性化調査委託事業 実証実験 報告書
A Takabe report 2011(final).pdf
PDFファイル 2.5 MB
2010年度 地域づくり総合サポート事業 集落再生計画
高部集落振興計画.pdf
PDFファイル 480.4 KB
アクセスカウンター

通算訪問者数

<ごあいさつ>

熊谷地理研究会の活動は2014年3月末をもって終了しました。

活動期間中は多くの方に大変お世話になりました。ありがとうございました。感謝いたします。

 

いわき市高部地区での活動は、高部地区・学生・OBと高部を通じて知り合った人々の集まり「ひまわり倶楽部」に移行しました。こちらは、今後ともよろしくお願いいたします。

 

<ひまわり倶楽部Facebookページ>