lテーマ
私たちのテーマは、「こころの活性化」です!
経済の活性化でもお金の活性化でもない。
住んでいる人が楽しくて笑顔になれる活性化を目指しています。
そして、「50年後も高部を存続させる」。
これまでの活動により得られた高部地区の魅力を活かし、住民が楽しく取り組めること、大学生と「細く長い交流」ができるために、「こころの活性化」をテーマに活性化を行っていきます。
l事前ワークショップ
いわき市川前町高部地区を訪問する前に、高部地区の事前イメージをまとめる事を目的として、学生でワークショップを実施しました。地域概要や過疎集落へのイメージを、KJ法を用いてまとめた結果、自然や観光資源が多い事、地区内に子供がいない事、病院や学校などの施設が少なく距離も遠い事、交通の便が悪い事などがあがりました。プラスのイメージに比べてマイナスのイメージが多く、訪問前は本当に集落活性化が出来るのかという不安が強かったです。また、高部地区に対するイメージもワークショップで得た知識があるだけで、まだ漠然としたものでした。
l聞き取り調査
現地では地区内の全戸を訪問し、住民の皆さんから聞き取り調査を行いました。
まず、生活に関する質問、自然や景観に関する質問、産業に関する質問、地区の現状や展望および活性化に関する質問、高部地区や川前町が好きかという質問、農業体験など通じて交流を行う事に関する質問などを聞いていきました。
聞き取り調査後に、得られた意見は以下のようにKJ法でまとめました。
lひまわり会議
地区での聞き取り調査の結果をもとに、住民の皆さんとの交流を図る目的で会議(ワークショップ)を行いました。
私たちは、ひまわりのような明るい地区になる事を願って、その会議を「ひまわり会議」と名付けました。
会議ではまず聞き取り調査の報告を行い、住民の皆さんがどのような思いをもっているかを確認しました。次に、収集された情報が地区のどの地点にあたるのかを地図上で付箋を貼って確認する作業を行いました。作業では学生と住民の皆さんが意見を出し合い、時には住民どうしで熱く議論する場面もあり、楽しんで作業を行う事が出来ました。
最後に高木先生による講演がありました。地域を盛り上げる人物である「よそ者、ばか者、若者」についての話や、地域を盛り上げるためには地域の度量が必要である事を、ポパイとホウレン草に例えた話などの内容でした。短い時間ではありましたが、高部地区を知るとともに、住民の皆さんとの距離を縮められた貴重な時間となりました。
lふるさと福島大交流フェア
l報告書